
去年の春逢へりし君に恋ひにてし桜の花は迎へけらしも
そんな風に思って毎年見上げた桜の木も、今となっては何の感動もない。
一昨年の台風で半分以上幹が折れてしまっても、咲いてるんだなってことくらいの感慨。
朝露は消えのこりてもありぬべし誰かこの世を頼みはつべき
吹く風にこぞの桜は散らずともあな頼みがた人の心は
女VS男の歌だけど、どっちもぼくが詠んでやりたいくらいだよ。
もう何も、誰も、ぼくの心を震わせないんだなと思うと、なんだかやるせない。
この期に及んでとんでもない事件が発生したぼくの人生だけど、落ち着いたらネタにするから待ってて。
もうこれで最後にしてくれ。
満身創痍。

にほんブログ村