




二度と戻れないなんて、安易に吐いた言葉を思い出して苦笑する。
"君の隣がいい 真実は残酷だ"
そうかもねー、みたいな。
ほとんど人がいないユニバーサルスタジオジャパン。
こんな物見遊山でもなけりゃ、もう来ない場所。
思い出がありすぎて、来たくない場所。
「ええ!? やってないんの!?」と小芝居をするオッサン二人に、そーなんですよーと馴れ馴れしく話しかけるスタッフ。
ゲート前からパーク内の撮影は禁止らしい。
イメージ的に悪いから?
ずいぶんと長い間立ち話。
要らない個人情報とか、オフィシャルホテルが今は激安だとか、スタッフの話が終わらない。
一日ずっと立ってるだけなんで、時間がなかなか進まないんですよぉ~こんなバカ話でもしないと!って、気持ちは分かるが今「バカ」って言ったか?(笑)
しかし本当に立ちっぱなしは苦痛のようで、スタッフ達はゲート前に来る人間にみんな話しかけている。
むしろ争奪戦?
この程度のエピソードじゃ、この場所のネガティブさは消えない。
記憶を消すのは難しい。
記憶を上書きしたい。

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