
先日から54歳の自称「カメラマン」と、58歳の自称「男の子」のSNSをチェックしてます。
どちらも独身で無職、そして実家で親と同居。
無職のオッサンが生き延びるには、実家と親という、セーブポイントが必要なのよね。
じゃないと死んじゃう。
そして共通して彼女を募集中。
募集と言っても特に何か自発的に動く訳ではなく、SNSに書くだけ。
「#高校生と繋がりたい」なんてハッシュタグを見ていていると、凄く切なくなる。
切ない。
この言葉しか見つからない。
昔だったら、たぶん心底バカにしてて、娯楽にしてた筈。
今だって見下してるし、オモチャ扱いなんだけど、それでもまず最初に切ないって感情が浮かんで、押しつぶされそうになる。
どこかで選択肢を誤っていたら、ぼくもこうなったかもしれないって。
いや、あれは未来の自分の姿の可能性だってある。
ぼくを包む切ないという気持ちは、やがて恐怖になる。
大袈裟な表現ではなくて、恐怖。
嫌だイヤだ。
そんな状況でまだ未来に希望を持って「彼女募集中」とか言えるメンタルは、驚嘆すべき胆力だ。
まぁ彼らの場合、どう考えても自業自得なんだけどね。
ぼくが努力したり懸命に生きてる間だって、彼らは楽してたんだもの。
仕方ないやね。

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