




世間様は三連休前だっていうんで、妙にそわそわしてる感じの金曜日の道頓堀。
いつもより早めの帰宅。
だってやる気ないんだもの。
まだ夜明け前から雨のスナップを撮ろうと、気分を変えて200mm単焦点を装着したフルサイズを持ち出すけれど、既に夜明け時刻は過ぎていたのが1枚目。
雨に濡れた路面に映る大阪の街を撮ろうと画策していたんだけれど、帰宅時間には晴れていた。
人生以上に、思うようにならない天気。
そんなこと呟く俺能天気。
そういえば3枚目はガッキーだよね?
少し前に東京駅でお見かけしたけど、結構背が高くてビックリした。
僕より少し低いくらい?
すらっとして格好良かった。

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写真集というよりも、叙情詩であり、私小説です。
今回もたくさんのダウンロード、ありがとうございます。
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当社比120%増で、僕よりクズ、僕よりダメ人間、大卒なのに無職歴9年目に突入の、素人童貞イタニシくんの写真集も発売しました。好きな方は買ってやってください。彼との不毛なやりとりを、こっちで書いてあるので読んで貰えたら嬉しいです。

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OSAKA candid
記念すべきKindleからの1冊目。
かつてRop Libで発売していた写真集同様、稚拙な写真を補うためにテキストをつける、姑息な手法を採用。
とはいえ、プロトタイプなので、写真の枚数も少なく、テキストも控えめ。
多少平和だった、2016年の記録。
OSAKA candid 2
前作よりもページ数が増え、写真もぼやきも増量した第二弾。
2017年の記録。
内縁の妻が妊娠し、悪阻で何度か入院、その間、幼稚園児の息子と二人で暮らし、退院しても家事・育児・意味不明の虐待に耐えた1年間の記録。
一瞬の平和に惑わされ、子供を作ってしまった痛恨の事態を、それでも飄々と生き抜いたサラリーマンライフ。
見ていて辛くなる一冊です。
OSAKA candid 3
2014年の記録。
内縁の妻の連れ子である娘が、虐待されて児童相談所に保護された。
虐待→保護→帰宅→虐待のループで、ついに帰って来なくなった年。
娘の虐待は児童相談所が助けてくれるが、僕への虐待は警察も不介入。
そんな時、北欧への左遷命令が。
断固として拒否すると、とりあえず状況だけ見ておいで、遊びと思って!と、航空券を渡される。しかし、帰りのチケットはくれなかった!
他人事だと笑えるが、当事者だとあまりにシビアな一年でした。
あ、前妻と離婚したのもこの年です。
OSAKA candid 4
表紙が地味なので、数十冊しか売れていない、悲運の記録。
2015年、もしかしたら、このまま平和な暮らしが訪れるかもしれない。
そんな幻想を抱いていた、馬鹿な男の記録。
幸せを掴めるかもしれないなんて、今となってはお笑いでしかないが、この時には信じていたから失笑だ。
OSAKA candid 5
もはや忘却の彼方にあると言っても過言ではない、2008年と2009年の記録。
この頃は女の子ばかり撮影していたので、日常風景の写真がほとんどないので、2年分の合作。
ただただ怠惰な2年間。
昼間から酒を飲み、風俗に行ってはお姉ちゃんに写真を撮らせてもらって、また飲みに行く、ダメ人間スパイラル。
休みの日はひたすら女の子を撮るけれど、下心優先なので、ちっとも写真は上達しない。
この写真集唯一の存在意義としては、今となってはもう見ることも撮ることもできない、大阪の街が記録されていること。
日本一の超高層ビルはなく、再開発の地上げで空き地だらけだった天王寺。
インバウンドの姿はないが、ダンボールハウスは鈴なりだった日本橋。
消えてしまった大阪の街並みと、僕の性欲の記録です。
OSAKA candid 6
シリーズ最高傑作の呼び声も高い6作目。
まぁ自分と数人だけが言ってくれてるだけですが。
2011年、あの未曾有の大震災とは無関係に、まったく違う次元の地獄に勝手に落ちた日々。
別れる気満々の浮気相手が、まさかの妊娠。
激怒した妻は別れないと言い、愛人は絶対に生むと宣言。
その板挟みの中、ただただ無責任に逃げる道を探した男の記録!
シリーズ最大の600ページオーバーのボリューム。
これはもう写真集ではなく、叙情詩だと言いたい。
超おすすめです!
OSAKA candid 7
2010年、僕はこの年も怠惰でした!
後の僕の子供を二人産む女性に対して、愛情を感じていた頃の記録。
このまま時が止まってしまえばいいのにと、出来ることない想いで現実逃避していた一年。
つーか、俺、現実逃避しかしてないんですけど!?

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