
マナー啓蒙広告という側面よりは、中吊りの出稿がないから、自社広告を掲げてるんだろうなぁ。
交通広告は結構お安くて楽しいですよ(作り手としては、の意味ですが)
たとえばこの中吊り、近鉄だったら全部の車両に1枚ずつ三日出して、48万円です。
一日あたり、一枚100円ちょっと。
一編成まるごと、中吊り&ドア横をジャックしても、似たような値段です。
定価なんで、もうちょいお安くもなりますし。
新聞の折り込みチラシに飽きた社長さん、ご一報くだされば良いお仕事しますよ!(印刷費は別途必要ですけど)
それはそうと、このチラシ。
アイディアは面白いし、人の目を惹く良い広告だと思います。
でも惜しい。
本当に惜しい。
僕なら「楽位置楽座」にする。
四文字じゃなくなるけど、こっちの方が意味が通るもの。
あと信長だけじゃなくて、秀吉や、沿線で有名な大名なんかが、仲良く座ってる絵にする。
そんなことを考えながら出勤した本日。
通勤の電車の中でやってるのは、広告批判や、このデザインならどういう手順で何分で作れるかとか、このフォントは何だろう?って考えることばかり。
「電車に貼られた広告がその日の話題じゃ淋しすぎる」と、ミポリンとやりまくった男が昔歌っていましたが、情報収集の入り口として、中吊りほど良い物はないと思います。
満員の車内でスマホいじるのは至難の業ですし、女の子のケツ触るのは犯罪ですし。

にほんブログ村