

特に意識したことないんだけど、子どもの頃、それこそ、幼稚園児の頃からデラシネ体質。
自分の場所というか、帰属意識が皆無。
だから親に言われたことないセリフの一つが「出て行け!」だ。
ホントに出ていっちゃうもの。
初めて言われた時に、もう夜だったけれど出て行った。
たぶん、小学校に上がる前。
まだ僕の精神状況を把握してない親は、めっちゃ焦ったと思う。
ご飯が食べられない、寝るところがない、暗闇が怖い、普通なら考える、そういう不安が皆無。
面倒臭いけど、何とかなるだろーって思ってた気がする。
それは今でも変わらない。
帰る場所って、どこだよ?
自宅その1か?地獄の自宅その2か?
どっちでも良いというか、どっちも違うんだよな。
何なら、風呂さえなんとかなりゃ、会社に寝泊まりしても全然オッケーだもの。
比較的快適よ、会社も。
どこかへ行きたいって気持ちがずっとあって、そのどこかを模索していたけれど、具体的な場所じゃないんだと気づいたんだよね。
どこでも良いんだ。
ほんと、どこでも。

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