
ビーチに寝転がって、20年ぶりにシュトルムの「みずうみ」を読破。
辛い人生を送ってるなぁと、自分のことを棚に上げ、19世紀の作品に安心するバカ具合。
子どもの頃の読後感と明らかに違う感覚が心地よい。
シュトルムつながりで、疾風怒濤運動って知ってるか?と訊くと、知らない、との返事。
疾風怒濤なんて抽象的な言い方するから、意味不明なんだよ。
僕なら「理性より勃起が勝る」と訳したね。
シュトゥルム・ウント・ドラングなんて言葉で口説けるのは、地味な文学系大学生くらいだろうな。
僕の問いかけに、中学生はまったく興味を示さず、夕食、何食べたい?と声をかけた時だけ、「お肉!」と笑って振り返った。

にほんブログ村