



仕事でこの年齢の女の子を撮ります。(ここに載せてるのは、撮影の合間のオフショットですが)
少女を撮る度に思うのは、14歳の女の子には刹那の魅力があるのに対して、14歳の男の子には、まったくそういうチャームがないってことです。
自分を振り返ってみても、14歳の男の子なんて、全力で馬鹿で不潔なだけなんですよね。
風呂上がりにタオルが真っ黒になって、俺はどこを洗ったんだ!?って愕然としながらも、まぁいいかとそのままにしたり、自動販売機でエロ本買って、商品が出てくる時の無駄に大きいブザーに驚いたり、今だったらクルマでも億劫な距離を、ひたすら自転車で移動したり、とにかくバカで不潔だった記憶しかありません。
自意識過剰で、横柄で、でもビビリで、矛盾だらけの毎日。
それはそれで眩しさを孕んでいて、文学的な魅力はあるのですが、決してビジュアル的な魅力ではないのです。
14歳の僕は、オナニーとガンダムと一人旅と小説しか頭にありませんでした。
そういう意味では、今もあんまり変わってません。

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